復職希望の看護師は子供をどこに預ける?
看護師が復職する際は、どこに子供を預ければいいのでしょうか。近年、少子高齢化による労働力不足や待機児童問題などを解決するために、託児所の設置が増えてきました。特に、女性が多く働いている医療施設は積極的に託児所を設置しています。ただし、託児所以外にも子供の預け先はありますよ。保育環境や用途に応じて、ベストな預け先を選びましょう。また、託児所にもいくつかの種類があります。それぞれの特徴を理解しましょう。
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時代の流れに合わせて広まった託児所
少子高齢化が進み労働人口が減ったことで、各業界は人材確保に取り組まなければならなくなりました。特に、出産後の女性が働き続けられるような環境を整備する必要があります。そこで、子育てと仕事の両立支援を目的とした託児所の設置が広まったわけですね。また、待機児童問題などもあり、国は問題解決に向けた取り組みを進めています。積極的に託児所の設置を進めているのは、女性の割合が多い看護師が働いている医療施設です。
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看護師におすすめの預け先とは
看護師は不規則な勤務形態なので、職場の託児所を利用できればいつでも安心して子供を預けられますね。また、保育園を利用している人も多いようです。教育に力を入れたい人は、認定こども園がおすすめですよ。一時的に預ける際に、一般の託児所を利用するケースもあります。緊急時には病児保育を利用する必要があるので、自分の住んでいる自治体でどういった支援制度が設けられているかを確認しておきましょう。小学生以上になったら学童保育を利用する人も多いようです。
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さまざまな種類がある託児所
託児所にはいくつかの種類があります。多くの人がイメージするのは、商業施設などに入っている託児所でしょう。これは、「一般利用託児所」と呼ばれるものです。「キッズスペース」や「キッズルーム」などとも呼ばれていますね。宿泊が可能な託児所は「ベビーホテル」といいます。こちらは、一時保育で利用するケースが多いようです。職場に併設されている託児所は、「事業型保育施設」に分類されます。従業員の子育て支援を目的としたもので、看護師の場合は勤務先の病院に併設されていることが多いですよ。